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2006年07月21日

志望動機の書き方プロセス~下書き編その2

志望動機の書き方で、印象に残るか残らないかは「他と一緒にならない」ことも大切です。学校(幼稚園)側は、何百ともそれ以上ともいえる志望動機書を確認しなくてはなりませんから、似通った文章はあまり印象に残りませんし、マニュアル本を丸写しであれば、すぐにわかってしまいます。例えば、お子さんの長所を書くときに、「とても優しい子で」と書いたら、印象に残ると思いますか?「学校の教育理念が我が家と一致し」では、何がどのように一致しているのか、この文面だけではまったく理解ができません。

印象深い志望動機の書き方は、具体的に書くことが重要です。かと言って長々としたためるのもかえってマイナスです。「この子は優しい」ということが伝わりやすいエピソードはありませんか?例えば、年下のお友達に、自分の大切なおもちゃを貸してあげたりした話や、家族が病気になったとき、心配してお手伝いをかってでたり、そんなほのぼのとしたエピソードがあれば、下書きの紙に書いておきましょう。

志望動機の書き方ですから、その学校(幼稚園)を志望する理由を書かなくてはなりません。「教育理念が我が家と同じで」というパターンは、ほとんどの人が書くといっていいほど、オーソドックスな文面です。もちろん、一致しているからこそ志望するのですが、やはりこれだけでは印象に残る志望動機の書き方とはいえません。ですから、その志望する学校(幼稚園)の教育理念を、しっかり調べておく必要があります。教育理念や方針などは、ホームページや入学案内のパンフレットに記載してありますが、実際に通っている人や、過去に通っていた人の意見を聞ければなお良いですね。実際に足を運んで、雰囲気を感じてみるのも良いでしょう。

志望動機の書き方で、少し他より印象深くするためには、それまでに体験した大きな事柄を書くのも良いでしょう。海外生活の経験がある場合などは、必ず書いておきたいですね。また、お稽古事で賞をもらったり、コンクールで入賞したりした経験がある場合は、しっかりとアピールしておきましょう。小さいときの経験はほとんどが初めてで、成長していく過程でも忘れることなく、また影響も大きいからです。他にもたくさんの特技があるはず。たくさん書いてみましょう。

志望動機の書き方プロセス、下書きはこれぐらいにしておきましょう。どうですか?紙は真っ黒になりましたか?何枚になりましたか?それでは、今まで書いてきた内容を整理し、組み立てていく前に、たくさんの下書きと、ペンで書く理由についてお話したいと思います。

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投稿者 monokakiya : 2006年07月21日 07:06

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