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2006年07月23日

志望動機の書き方プロセス~組み立て編

志望動機の書き方プロセス、下書きの時に、「どのような思いで育ててきたか」を書いていただきましたね。その中で、もっとも重要なことは何でしたか?「嘘をつかないように」、「あいさつはしっかり」、「時間を守る」など、もちろん家庭によって様々でしょう。次に、学校(幼稚園)の教育理念の中で、その最も重要として育ててきた事柄と結びつくものを探します。「明るく、元気に、のびのびと」という幼稚園であれば、あいさつがしっかりできる子、「互いを尊重し、成長しあう」ことを大切にする学校であれば、嘘をつかない、友達を大切にする子、という具合になります。

志望動機の書き方で、お子さんの長所を書く場合、やはりシンプルに書くことは大切ですが、シンプルすぎては上手く伝えられません。そのためにエピソードを書いていただきましたが、ひとつだけ読み手(先生)が想像しやすいエピソードを選ぶと良いですね。食事の後片付けを手伝ってくれるという話も、ただ単に「後片付けを手伝ってくれる良い子です」とするより、「母親が具合が悪いときなど、自分からすすんで片付けを手伝ってくれる、気遣いのできる子です」とした方が印象が良いでしょう。反対に、母親の具合の悪い理由や、どんな手伝いをしてくれたのかを事細かに書くと、なかなかじっくり読んでもらえないようです。

志望動機の書き方で、「どんな子に育って欲しい」かを書いていただきました。もちろん希望は山ほどあるとは思いますが、やはり1点か2点ほどに絞りましょう。できれば、性格や人間性などの面でどのように成長して欲しいのかを選んでいただきたいのですが、具体的な職業を羅列してしまった方もいらっしゃるでしょう。それでも大丈夫。思いのこもっているものをピックアップしてください。

志望動機の書き方で、お子さんの得意分野を書く場合は、今まで体験した事と絡めて書くと良いでしょう。海外生活の経験があるので、英語の子供向け番組に非常に興味がある、美術館に連れて行ってから、毎日のように絵を描くようになったなど、何でも吸収してしまう時期ともいえるので、その好奇心旺盛なところをアピールするのはとても好印象なのです。さらに、引っ込み思案なのですが、その分絵本が好きで文字の認識ができるなど、短所と言える部分まで長所に変えてしまうこともあるのです。

志望動機の書き方が、だいぶお分かりいただけましたか?書く内容も、かなりピックアップされてきたと思います。それでは最後に、それを文章にまとめる方法をお話していきたいと思います。

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志望動機 書き方は物書き屋へ


投稿者 monokakiya : 2006年07月23日 07:53

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